【後遺障害の補償金|交通事故保険金の基礎知識】

症状固定以後の人生の損失

「後遺障害の補償金」について説明します。

 

症状固定までの治療費や休業損害とは別に請求できるものなので間違えないでください。

 

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後遺障害の補償金の費目

主に次の2つです。

 

  • 後遺障害慰謝料
  • 後遺障害逸失利益

 

上記以外にも、例えば下記のような費用が認められることがあります。

 

  • 障害に合わせて車や家屋を改造する費用。
  • 車椅子の生涯分の買い替え費用。

 

ただし、簡単に認められるわけではなく、交通事故に詳しい弁護士に交渉してもらうべきです。

 

後遺障害慰謝料

後遺障害を背負って残りの人生を生きる苦痛を償うお金です。

 

後遺障害等級を基本に算定されます。

 

下記の表が基本で、事情を加味して金額を調整します。

 

後遺障害慰謝料表

【後遺障害慰謝料表】

 

十分な慰謝料をもらうには、まず少しでも上の等級に認定してもらうことが大切だとわかります。

 

後遺障害逸失利益

後遺障害逸失利益とは、障害を負ったために労働能力が低下し、事故に遭わなかった場合より減るであろう収入の補償です。

 

被害者が成人で若く、高収入であるほど、後遺障害逸失利益は巨額になります。

 

時々、賠償額が億単位に届くのは、この費目が膨らんだ時です。

 

算定は下記の式が基本になります。

 

後遺障害逸失利益=基礎収入額×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数

 

基礎収入額は、給料など、事故直前の実際の収入を基に決めます。

 

専業主婦などの場合も、平均賃金データを代用して逸失利益が認められます。

 

失業者は難しくなりますが、労働意欲と能力があり、事故時にたまたま失業していただけなら、請求が認められる可能性は十分あります。

 

労働能力喪失率は、後遺障害等級に紐づけて決められています。

 

逸失利益の計算においても、少しでも上の等級認定をもらっていることが大切とわかります。

 

さて、逸失利益は被害者が一生かかって稼ぐお金の損失を一度にまとめて加害者に払ってもらいます。

 

すると運用して利子収入を得られるので、単純計算の損失額を渡すとと被害者は得をしてしまいます。

 

そうならないように、利子分を割り引く計算をするためにかけるのがライプニッツ係数です。

 

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